皆さん、こんにちは。
検定試験はどうでしたか?
今日からは、またちょっと簿記の話からははずれつつ、気になったことを書いてみたいと思います。
簿記・会計を専門にしていながら、今さらですが、
話題になった本『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』をやっと読みました。
簿記・会計を勉強したことがある人ならば、本の内容を見て、「そうそう」といえそうな内容ですが、
初めて簿記・会計の勉強をしようとしている人にとっては簿記・会計と日常生活に意外なつながりがあることに驚かされるような内容でしょう。
簿記検定試験で勉強している処理(仕訳や決算など)を日常生活で使えることはあまりないと思いますが、簿記・会計の知識は実は日常生活でかなり使えます。
簿記検定試験では絶対額としての数値を計算するだけ
(例えば、売上が○○円といった計算)ですが、
その数値を使っていろいろな分析をすることができます。
例えば、売上1億円、費用9,000万円、利益1,000万円のA社と、
売上3,000万円、費用2,700万円、利益300万円のB社ではどちらが優良企業でしょうか?
ちょっと反則のようですが、見る人の立場で答えは変わります。
どちらも売上に対する利益率は10%です。
つまり、相対的に見るとどちらも同じくらいの優良企業です。
しかし、利益の金額はA社1,000万円、B社300万円で、かなり違います。
では費用の面から見るとどうでしょうか?
費用率はどちらも90%ですね。
しかし、費用をどれくらい削ることができるかと考えてみると、A社のほうが削りやすいでしょう。
なぜなら、絶対額が大きいですから、無駄な費用が含まれている可能性が高くなりますからね。
これを日常生活に置きかえてみると、
売上=給料、費用=生活費、利益=貯蓄額
と言い換えることができませんか?
つまり、相対的に見ると同じような生活ができるかもしれませんが、
絶対的にはA社にあたる人のほうが柔軟性の高い変更ができます。
これはほんの少しの例であり、他にも日常生活に応用できる簿記・会計の知識はたくさんありますよ。
そのためでしょうか、主に個人の資産設計を業務としているフィナンシャルプランナーには、
簿記・会計の専門家である税理士の方がたくさんいらっしゃいます。




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