皆さん、こんにちは。
かなり話題になった『下流社会』を読みました。
単に、日本国民の格差が開いているというだけではなく、なぜ、どのような格差が開いているのかを詳細なデータを使って分析している本でした。
正確ではないかもしれませんが、「今の日本では、高度成長期の豊かな時代に年少期を過ごした人たちが社会の中心になりつつあり、豊かだったゆえに、特に何もしなくても何とかなるという考え方の人が増加している(=フリーターやニートの発生)。
さらに、何かしようとしても、それまで受けた教育の程度によって、個人ごとに乗り越えることのできない壁ができる。しかも、教育を受けるためには多額の費用がかかり、親が高所得者でなければ難しく、
結局、高所得者が高所得者を生み出し、低所得者はなかなか高所得者になれない。
その結果、所得階層が固定化することで、格差が開いている」というようなことを述べているように感じました。
恐いですね! 極論すれば「親が金持ちでなければ子は何もできない子になる」ということです。
しかも、それは子に責任があるわけではないのです。こんな本が売れているときに小泉首相は「格差が開くことに問題はない」と発言したわけです。もちろん、小泉首相がこの本を読んで同じ意味で「格差」という言葉を使っているわけではないでしょうが、もしかしたら、この本でいわれている「格差」と小泉首相が言っている「格差」が同じであると考えて、「日本は金持ちにだけ優しく、貧乏には苦労させるような国になろうとしているのか」と感じる人がいたかもしれません。
ただでさえ、4点セットとかいって大変な状態にある自民党ですが、次の選挙はどうなるでしょう?

格差って?
2006年03月17日 19:54
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