皆さん、こんにちは。
今年に入って、保険料徴収や年金一元化の話題が時々出るようになってきました。
でも、なんだか不思議な話題ばかりです。
まずは保険料徴収の話から。
社会保険庁による年金保険料の徴収方法には複数あります。
サラリーマンは給料から天引きされます。
サラリーマンの扶養に入っている奥さんはサラリーマンの給料から天引きされます。
それ以外(ほとんどは自営業・フリーター・学生)の人は自ら支払うことになります。
よって、年金保険料の徴収で問題になるのは自営業の人たちについてでしょう。
この人たちのうち38.8%の人が、平成17年度上期において年金保険料未納でした。
そして、社会保険庁は未納率を低下させるためいろいろな活動を行っているようですが、
最近のニュースによると、未納者の資産差し押さえ、徴収ノウハウの吸収、
免許更新拒否を行おうとしているようです。
1つ目の未納者差し押さえについて。
未納者の資産差し押さえに対して、批判する人も多いでしょう。
よく報道されることですが、年金保険料を払わない人は、「自分がもらえそうにないから」と答えます。
給料から天引きされており、支払わざるを得ない私もそう思います。
しかし、「もらえそうにない」といっても法律で年金保険料の支払いは義務とされています。ですから、払っていない人は法律違反をしているわけです。まっすぐの広い、視界を遮ることは全くない制限時速60kmの道路で80km出して警察に捕まったとしましょう。「事故を起こす可能性はなかったから」といっても反則切符を切られ、違反金を取られてしまいます。ですから、「もらえそうにない」は理由にならずむしろペナルティーをおうべきだと思います。それが資産差し押さえでしょうから、資産を差し押さえられた人がギャーギャー言うのはおかしいでしょう。
2つ目の徴収ノウハウについて。
社会保険庁は国税庁から人材を招いて、徴収ノウハウを吸収しようとしています。
私はこのことがニュースになるのが不思議です。社会保険庁と国税庁は日本という1つの国の機関です。企業でいえば、A社のB部門とC部門のような関係です。B部門の仕事の一部とC部門の仕事の一部に同じような能力が必要な場合、よりすぐれた能力を持つ部署の人間が指導することは当たり前のことでしょう。B部門の能力が優れているならば、B部門の人間がC部門の人間にノウハウを教えることで、C部門が自分だけの力で成長するよりも速く成長できます。ですから、それをやらないのは時間やコストの無駄でしょう。これが、国の機関になるとニュースになってしまうんです。なぜでしょうね?
3つ目の免許更新拒否について。
ここでいう免許は医師、看護師、社会保険労務士免許などです。
これらの人たちは社会保険全般に関わる人たちであり、年金保険料をはじめとする社会保険料を進んで支払うべき立場にある人たちです。極論すれば、社会保険料で飯を食っている人たちと言えるでしょう。社会保険料で飯を食っている人たちで、コストを支払っていない状態であればどうでしょう?
まさしく「ただ乗り」ですね。これに対し全国社会保険労務士会連合会は「筋違いだ」、日本医師会は「とんでもない話が平気で出てくるようになり、人権無視だ」と批判しています。医師が関係しているのは健康保険でしょうから、年金まで含めて議論されるのは迷惑かもしれません。でも、年金保険料を納めていない社会保険労務士は明らかに自分の職業に対する「認識不足」ではないでしょうか?
人のことを言うだけでなく、自分も反省すべき点があるかもしれませんね。




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