皆さん、こんにちは。
前回の続きです。次に考えさせられた点は年金についてです。
筆者は年金を「ネズミ講」と言い切っています。
本の中ではこんなたとえ話で説明しています。
Aさん 「高齢になったらお金がもらえる年金という制度に加入してください。」
20歳の若者 「いつになったらそのお金がもらえるんですか?」
Aさん 「45年後です。」
20歳の若者 「僕は65歳になっているじゃないですか! じゃ、いくらもらえるんですか?」
Aさん 「今の予定では年間60~70万円ですが、法律改正で変わるからわかりません。」
20歳の若者 「45年後の話で、もらえる金額がわからないなんて、詐欺ではないですか!」
Aさん 若者が高齢者の生活を支えなければならないという理念を説く。
20歳の若者 「じゃ、加入者が増え続けないと、その制度は破綻するんですね? 絶対入りません。」
多少、私が付け加えた部分もありますが、今の年金制度は全くこの通りではないですか?
「ネズミ講」と筆者がいうのも頷けます。
そして、筆者はこのように考えると今の動きがばかばかしいといいます。
つまり、持続させることができない制度について国会で議論し、
国会という貴重な時間を無駄に消費している一方で、国民はもらえもしない年金の金額を
一生懸命調べる。そのため国民も無駄な時間を消費し、社会保険庁は年金額の問い合わせに
答えるなど、通常の業務に支障が出るほど忙しくなるだけでなく、各種のミスも発見され、
さらに年金という制度のデタラメさが露出する。
ここまでいえば、かなりの極論であり、すべてに対して賛同できるものではありませんが、
かなりの覚悟がないと書くことができない内容であると思います。
一読する価値が十分にある本だと思いました。




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