皆さん、こんにちは。
前回、量的緩和の話題で、「銀行は貸し付け(住宅ローンなど)の金利をアップさせる一方で、
預金の金利はアップさせない」という趣旨の文章を書きました。
その後、大手銀行を中心に預金金利もアップされるようになったようです。
しかし、貸し付けが0.2~0.3%のアップであるのに対し、預金は0.02%程度のアップにすぎません。
これによって、銀行はまたまた大儲けすることができます。
例えば、東京三菱銀行の財務諸表をみてみましょう。
なお、まだUFJ銀行との合併前の財務諸表しか公表されていませんので、
東京三菱銀行ということでみてみます。
預金量は約71兆円です。それに対して、利息を受け取る運用(債券投資や貸し出し)は90兆円です。
預金以外にも自己資本なども利息を受け取る運用に回しているのでしょう。
ということは、東京三菱銀行は貸し出しによって約0.2%利息が増えますから、1,800億円の増収です。
一方、預金によって約0.02%利息を支払いますから、180億円の減収です。
差し引き1,620億円儲かります。
実際にはこれ以外にも株式などの金融商品へ投資しているわけですから、
日本経済が上昇ムードにある今年はさらに運用益を積み増すことができるでしょう。
皆さんどう思いますか?
前回も書いたように、バブル崩壊後から現在までに、家計から企業に300兆円の所得移転が
あった上にこの状況です。
本当にどうにかして欲しいものですね。




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