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Vol.2 「たかが1センチ、されど1センチ」

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皆さんは、自分の家の入り口の幅が何センチあるか、ご存知ですか?

新しい家具を買って、家の中に入れようとか、この場所に置こうとか、というまさに、いざ!という時にしか、メジャーを持ち出してきて測ることはないでしょうし、その家具を置いたことで、多少部屋の中が狭くなったとしても、その家具を手に入れた満足感で、多少の不便さは気にならないことでしょう。

例えばマンションを借りる時だって、家賃や間取りは気にしても、玄関や廊下の幅を気にして借りる人はほとんどいないのではないでしょうか?

でも、年老いた両親が使う部屋を選ぶのだったら?車イスで生活しているのであったら?

若くて不自由のない体であれば、それほど気にしなくてもよい家の中の一つ一つの寸法や使い勝手が、高齢者や障害をもつ人にとっては「普通に暮らす」のには欠かせない要素なのです。

生を受けてから歳月が流れれば誰もが高齢者になりますし、先天的な障害ではなくても、ある日突然の事故で障害者となる可能性もあります。

その時、住み慣れた我が家は、果たして今までと変わらぬ快適な我が家であり続けるでしょうか?今はまだ目に見えぬ将来であっても、描き、備えておくことは大切です。

2005年09月20日 09:11

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