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Vol.29 いつでも誰でも

≪ Vol.28 脊髄小脳変性症 | 「おともだち」 ≫

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最近、宅建の窪田先生は、左手の指1本に包帯を巻いています。
ずっと、血マメだと思い、邪魔だなぁと潰してみたりいろいろいじっていたようなのですが、
ある日山田先生に、
「それは肉腫だ、ほっといたらどんどんデカくなるぞ~怖いぞ~」
と言われ、意を決して病院に行きました。

最初に皮膚科…特に病名はつけられず、冷凍治療、特に変化なし。
どんな風になって帰ってくるかと期待(?)していた私はいささかがっかりし(窪田先生もですが)、

「外科に行けばスパっと切ってくれるよ~、行っておいでよ~、すっきりするよ~」
と甘くささやきました。が、やはり外科でも無言で冷凍治療。

「え~っまだ切ってないのぉ?」
とがっかりする私に嫌気がさしたのか、

窪田先生は翌日も同じ病院に行って
「思い切って切っちゃってください!」

外科医の先生は待ってましたとばかりに
「えっいいんですか?悪いものじゃないからほっといても大丈夫なんですけどね、じゃ、切りますよ~」
とイソイソと準備を始めたそうです。

痛~い麻酔を射ち、メスで肉腫を切り取り、電気メスで焼いて縫合、お会計1万2千円也!
そっか、高いからお医者さんも遠慮してくれてたんですね。
窪田先生は治りが遅いらしく、かれこれ3週間くらい包帯を巻いていますが
(抜糸できないみたいです)、車のハンドルが握れず奥様送迎、パソコンを打つにも痛い、
そして、奥様とのラブラブ携帯メールを打つのに左手が使えないのはとっても不便らしいです
(そういえば携帯のメールを打つときは私も左手だなぁ)。
窪田先生は右利きなので、左手の指1本くらい、どってことないと思っていたそうですが、
ところがどっこい、こんなに不便なんだと驚いたそうです。
そうなんです、指先をちょっと切った、深爪をしてしまった、靴ズレができた、
そんないつでも起こり得るようなことで、これまで当たり前にできていたことができなくなったり、
不自由になったりするのです。
誰でも、いつでも、程度の差はあるにせよ、障害をもつ確率は高いのです。

2005年12月07日 13:40

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