こんにちは。河田です。
社会保険労務士の資格は『独立系』の資格だと言われています。果たしてこれは事実なのでしょうか?
結論から言えばこれは正しくはありません。
社会保険労務士の顧問先は中小企業が対象なのですが、今はコストをどうやって減らすかに躍起になっています。そんなご時勢にわざわざ高いお金を払って、社会保険労務士を雇う経営者はそういませんし、労働保険や社会保険の業務は別に社会保険労務士じゃなくても出来ます。総務関係に精通した社員さんがいれば済む話です。
また、会社に勤めていれば、電話し放題、コピーし放題、インターネットつなぎ放題、その他にもメリットは枚挙に暇がありません。一方独立してしまうと、それらの経費がランニングコストとして、 毎月必要になってきます。そして自らは社長であると共に、御用聞きであり、お茶汲みも自分でしなければならないのです。
そして何より辛いのは、顧問契約は簡単に取れない事です。私の知り合いに、1年間、仕事関係の電話は1本も鳴らなかったという人もいます。
ここまで話すと、独立なんかやめようかなという気分になってきます。
率直に言ってしまうと、ここで弱気になる人は独立しない方がベターです。これは社労士だけではなく、税理士や公認会計士、弁護士の資格を持っている方にも言えるのです。結局の所、資格自体に独立について向き・不向きがあるのではなく、その人自身が独立に向いているか否かなのです。少々の逆境に耐えられる我慢強い方、顧客に対して真摯な態度で望める方、業務遂行を決定できる楽しみを教授できる方が独立に向いているのです。あと加えるならば、明確なビジネスプランと他とは違う差異性そして、少々のハッタリをかますことが出来る精神的な図太さが必要です。
皆様は様々なモチベーションで社会保険労務士試験の受験を決意されました。1年後には晴れて社会保険労務士試験に合格している筈ですから、独立するにしろ、そのまま会社勤めをするにしろ、今から将来について考えてみるのも楽しいと思います。




コメント