さて、受講生の皆様の中には複数回試験に臨んでいる方もいらっしゃることでしょう。
これはすごい事なのです。
複数年、勉強を続けられるか否かはその人にどういったイメージがあるかによると思います。
『社労士になったらこうしよう』とか『社労士の資格じゃなければダメだ』という強いイメージを
抱いていらっしゃるのであるからこそ、継続できるのでしょう。
逆に『別に社労士じゃなくても構わない』とか『資格がなくてもやっていける』
ならば別の方向に進んでも全く問題ありません。
僕は講義の際に、『払ったお金の元はとりましょう』と喋るのですが、
『元を取るかどうかは個人の裁量による』というのが正しいでしょう。
ただ、どんなモチベーションがあるとしても、同じ勉強を複数年継続する事は、
大きなエネルギーを要します。それは、凄く尊敬する事柄なのですが、
『勿体ないじゃないですか、最後まで勉強しましょうよ』というのは、かなり無責任ですね。
確かに社労士試験に携わる者としては、色々な思いがあります。
受験生の方から『果たして公平な試験なのか!!』という憤りも頂戴する機会が多いです。
実際、そのような側面があるのも事実でしょう。
合格基準は極めて政策的で、受験生の本当の能力を示しているかは疑問の残る所です。
しかし、一方で、合格される方はいるというも明確な事実です。
しかも毎年数千人も。この事実をどう捉えるかです。
合格者のほとんどは、足切りにもかからず、余裕で乗り越えています。
一握りのヒトたちが救済で救われるのですが、殊更にその点ばかりが強調され、
もっとプリミティブな問題が受験生の中では論じられないのです。
もうお分かりですよね。
この試験は『良い点を取った人間が合格する』という単純な事実です。
私たちはそれを見誤ってはいけません。
どんな試験においても真理は一つなのです。
すべての試験には『公平性』と『不平等』は混在しています。
それを打ち破るには、文句の出ない勝ち方をするしかありません。
これこそが本来の『結果の公平性』なのでしょう。
さあ、皆さん。今年で合格を決めましょう。
その先にはきっと楽しいステージが待っています。
以上、河田でした。




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