本気の講師陣

☆ はじめての色彩レッスン その19〜クリスマスカラー(2)

≪ ☆ はじめての色彩レッスン その18〜クリスマスカラー(1) | ☆ はじめての色彩レッスン その20〜クリスマスカラー(3) ≫

講師一覧に戻る

●前回のふりかえり----
季節の話題、ということで、クリスマスカラーの定番、赤と緑についてキリスト教からの意味を中心に、
お話をしました。

-----------------------------

続いてクリスマス関連の話題です。今回はサンタクロースについて。
サンタクロースの発祥は、いろいろな説があるようです。
アイルランドの妖精だとか、日本で言う生はげみたいにコワい存在とされている国もあるとか・・・。

現在、サンタクロースといえば、白いひげのおじいさんで、赤に白いボア付きの衣装を着ている姿が
一般的ですね。
でも、これって、いつから、誰が決めたのでしょうか?

もともとはCI(コーポレート・アイデンティティ)カラーだった!
実のところ、現在のサンタクロースの衣装は、1931年、アメリカのコカコーラ社が、
クリスマス広告に起用したのがきっかけなのです。
もともと 「赤」は、コカコーラ社のイメージカラーでした。
その「赤」を、サンタクロースの服の色にしたわけです。
企業がCI(コーポレート・アイデンティティ)として特定の色を自社製品やロゴなどに
採用することはよくあることです。
人の良さそうな親近感のあるサンタクロースが、コカコーラをおいしそうに飲んでいる姿の広告が、
雑誌や看板など、いたるところで見られるようになると・・・
結果は、ご存知のとおり大成功!!

コカコーラ社のブランドイージは、サンタクロースの服の「赤」のイメージと重なって、すっかり浸透していきました。
それと同時に、サンタクロース自体のイメージも、コカコーラ社の生み出したサンタクロースの
イメージに定着し、今に受け継がれているのです。冬に夏の国でも、雪の中を赤い衣装に身を包み、
そりでやってくるサンタクロースの姿が定着しているのですから、すごいことですね!

もちろん、もともと「赤」はインパクトの強い色なので、より相乗効果があったのだと思います。
この広告の産みの親は、ハッドン・サンドブロムという広告アーティストで、
彼の制作したコカコーラの広告アートは150点以上に及ぶといいます。
サンドブロム氏は、1976年にお亡くなりになりましたが、彼の考えた赤い服のサンタクロースの姿は、
いまだに生き続け、子供達に夢を与えているのです。

CIカラー成功事例としても、覚えておきたいですね。
あなたも、21世紀のサンドブロムを目指してはいかがでしょうか?

★コカコーラ社のホームページで、イラストやエピソードをご覧いただけます。
http://www.cocacola.co.jp/corporate/gallery/santa/index.html#01

2005年11月28日 18:28

権田講師によるカラーコーディネーターの通信講座はこちら! → カラーコーディネーター

コメント




保存しますか?