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☆ はじめての色彩レッスン その24〜次世代の照明事情(3)

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● 前回のふりかえり----
光の彫刻「神戸ルミナリエ」と「東京ミレナリオ」、そして、
東京駅や東京タワーのライトアップについてお話しました。

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光の文化のお手本は、やはり北欧。
各家庭では、色とりどりのキャンドルを作り、思い思いに部屋に飾り付け、
長く厳しい冬を楽しんでいます。
照明器具もスカンジナビアンスタイルは、シンプルで素敵なものが多いですよね。

以前、日本在住のスェーデン出身の方のお宅に招かれた時も、
キャンドルの灯りだけで過ごしていました。
私は部屋に入った瞬間は、暗すぎるのでは・・・、と感じたのですが、
座って食事をしているうちに目も慣れて、とてもムーディで落ち着けたことが思い出されます。
その時、伺ったお話。
スェーデン本社から日本に来た支社長が、会社に足を踏み入れて開口一番、
何と言ったと思います?

「なんだ、この照明は!!消せ!」

彼にとって、天井付けの蛍光灯は、アンビリーバボーだったのです。

おかしそうに話すスェーデン人の青い目を見て、私たちの褐色の目は、強い光に耐えやすいけど、
この人たちは、少ない光量でも最大限とりこめるようなDNAをもっているんだろうな、と思いました。

日本では、戦後、ライフスタイルが欧米化していく中で、照明は隅々まで明るい事がよしとされ、
ほとんどの家庭で、会社で、天井付けのライトが当たりまえでした。
建築設計業界でも、照度(単位当たりの光量)は基準があるけれど、色みはありませんから。
でも、最近は、光量を満たせばいいというのではなくなりました。
温かみのある光で間接照明を駆使して、月明かりを演出する居酒屋などもあります。
素敵な光のあしらいをする一般の家庭も増えるのではないでしょうか。


ところで、照明は発光ダイオードや光ファイバーなど、IT技術の発達により、利用範囲が増えてきました。
そこで「ウエアラブル・コンピューター」の話題です。
「ウエアラブル・コンピューター」とは、直訳すると「着られるコンピューター」ですよね。
先日の新聞記事によると、例えば、青い服の上にそのショールを巻くと、ショールも青色に点灯したり、
体温に応じて赤から青に変化する光るシャツもあるとか。
ITとファッションが融合すると、こんなこともできるのですね。

年末のキラキラ衣装が話題の小林幸子さんではないけれど、
今までは、一部の芸能人が舞台やCMで着用していたくらいですが、
そのうちに、コンピューターを縫い込んだ衣服を当たり前に着られるようになるのでしょうか?
そうすると、毎日色違いの服が1着で可能だから、服はたくさんいらないことになるのかしら?

もっと技術が進んで、感情によって服の色が変わったらおもしろいですね~。
例えば、好きな人の前ではピンクに染まり、嫌いな人の前ではグレイになるとか。
そうすると、ウソがつけなくなりますね!


いずれにしても、次世代の照明は、思わぬ分野で活躍しそうで、楽しみですね!

2005年12月20日 11:07

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